ひどい会社の思い出話

看護師をしています。免許を取ってからずっと大きな病院で働いていましたが、去年に訪問看護がしたいと思い、新規立ち上げの訪問看護ステーションに入職しました。

しかし、ここの会社がひどかった。もともとは接骨院を営んでいる会社で、コンサルティング会社の協力にて、訪問看護を立ち上げました。

入職して、まず自分以外に看護師はいませんでした。面接では、「パートは確保している」と聞いていましたが、働いていた3か月の間、一度もみかけたことはありません。

一番驚いたことは、企業の労務管理という言葉も知らずに、就業規定がまったくないこと。

看護師という仕事上、有給休暇や健康診断、社会保険など当たり前に存在していましたが、ここでは一切ありませんでした。

ステーションの1階に同じ時期に立ち上げた接骨院があって、そこのスタッフに聞くと、「ボーナスが存在しない」「有給休暇なんてもらえないどころか、1週間休みなしを1年続けているいわゆる無休」「社会保険など加入させてもらえず、国民健康保険にみんな加入している」「自分たちは20万そこそこしかもらえてないのに、上の人間は100万以上は月もらっている」など考えられないことばかりでした。

結局、立ち上げた会社の上の人間は初日に1度来ただけで、連絡はメールのみ。訪問看護なんかに興味などまったくなく、金がらみしか興味がない、看護師も募集しないし、集まらないといった状況で1人で仕事しているのも嫌気がさし、退職を申し出ましたが、申し出たその日で退職でいいですと。なんだそりゃ。バイトじゃねぇんだからと怒りに震えました。

いままで、大きな組織で働いていたので、「こんな会社もあるんだ」と思い、勉強にはなりましたが心の中でははやくつぶれてほしい。