32時間勤務、15連勤は当たり前の職場

監査で提出していたその児童養護施設の勤務時間は、14時出勤の翌日18時上がりというもので、子どもが学校に行っている日中の時間が職員の休憩時間であるとのものでした。しかし、実際は子どもの対応などに追われ、14時に出勤しても18時に上がれることはほとんどありません。早くても20時上がりだったり、クリスマス会や子どものテスト前は0時をまわってしまうこともしょっちゅうでした。日中の休憩時間も子どもが学校に行っている間を想定しているため、学校が休みの土日は休憩時間がありません。また、職員会議や学校行事がある日は、宿直の職員は9時出勤ですし、明けの職員は休憩時間がなくなります。休みの職員は会議のためだけに出勤していました。職員の人数が少ないため、休みをまわすために誰かしらは休日出勤を強いられることになっていたのです。そして、たとえ休みの日であったとしても、いつ職場から連絡があってもいいように常に携帯を気にしているように伝えられていますし、すぐに対応できるようにあまり遠出もできず、気が休まりません。休みの日に休むことができず、連続して勤務することが多々ありました。結局気が休まらず、精神的な病気になってしまったのでその仕事は辞めてしまいました。体をこわす前に労務相談窓口を訪れるべきだったと思います。