某建設会社に勤めていましたが、労務管理などない酷いブラック企業でした。現場監督として現場の施工・安全管理をしていました。建設業会全体に言えることですが、建設現場は基本土曜日は平日扱いで休まず稼働します。その為、必然的に週休1日になります。現場によりますが、祝日も稼働することが多いです。
日中は現場巡回、他設備との打ち合わせで終わります。下請け業者が作業を終える夕方から、ようやく事務処理ができます。図面作成や翌日の打ち合わせ資料の作成で遅くまで残業することが多いです。特に竣工間際は、完成書類や竣工検査などで深夜残業が続きます。
ここまでの内容は建設会社ならどこもありがちな内容ですが、私の勤めていたブラック企業は、メインの現場に加えて、サブの現場を持たされることがあります。メインの現場に工程が被らないように、休日作業の現場や深夜作業の現場を持たされるケースがありました。
休日現場ですと1週間休まず仕事になりますし、深夜作業の現場では寝る暇がありません。会社は代休を取れと言うのですが、メインの現場が稼働している以上休める訳もなく、仮に休んだとしても電話がひっきりなしに鳴るので休んだ気になれません。
残業代に関しても現場の予算から出るので、現場の予算がオーバーした時点で残業代無しで深夜や休日作業をすることになります。こんな事を容認しているブラックな企業でした。