残業するな!でも仕事は終わらない、

某大手運輸会社勤務です。
会社は残業を少なくする方向で動いているのですが、
時給で働いているパートさん達が、気の毒な状況になっています。
姫路の企業労務に詳しい弁護士に相談しようかと思っています。

会社側は、既定の勤務時間を長くして残業を減らせと言っていますが、
大半のパートさんはご主人の扶養の範囲内での仕事を希望しています。
しかも、既定の勤務時間を長くすると、会社の社会保険に入らなくてはならなくなるそうです。
なのでパートさんたちは既定勤務時間は増やせないのですが、
繁忙期などは決められた時間内に仕事が終わることはめったにありません。
結局は、決められた時間にタイムカードを切って、
後はサービス残業という形をとるしかなくなります。
しかも、一か月につき残業は何時間まで、と決められているので、
月初めに多めに残業してしまったら、下手すると最後の方は出勤できないような状態です。
かといって、人員が揃っているわけでもないので休むことすらできません。
残業を減らしてゆとりのある生活を!という政策は、
こういうところで歪みを生むのだなと思います。