ブラック企業では休日感覚もずれていく

ブラック企業に勤めていますと、休日であるはずの土曜日、日曜日がさも当たり前のように出勤になったりするのですよね。けれども、超ド級のブラック企業に超勤手当なんていうものは存在しませんから、もちろんサービスなわけですよ。残業代も出ないブラック企業で、サービス残業という言葉を使うこと自体がちゃんちゃらおかしいというものでしょうか。

しかもそのような「毎日勤務」的なブラック企業に勤めていますと、3ヶ月もすぎることには感覚が麻痺してきてしまい、たまーに1日でも休みがとれたら(というか休みであるはずの土曜日、日曜日なのですが)、なんかものすごくありがたいぐらいに思ってしまうのですよね。今にして思ってみても「間違ってる!」というものですが。

けれどブラック企業に勤めていた頃は判断力すら鈍っていましたので、休みがなくても仕方がないぐらいに思っていたのですよね。社員の権利として規定の休日はしっかりと主張しておくべきだったと思います。というよりも、主張しても仕方がないので労務が実務上機能していないようなブラック企業とはさっさと縁を切っておけばよかったと。